しょうぶ学園(建物)

鹿児島の障害者施設しょうぶ学園。
うちの法人で来年度こども園を新しく建てることもあり、設計士さん達と見学に。

アートに力を入れた施設です。
広い敷地内には
・就労継続支援B型
・生活介護
・入所施設
・グループホーム
などが点在。
広い芝生の中庭。

鉄の案内板がいい味出してる!

木々の向こうの建物は
普通のカクカクとした団地みたいな
入所施設だったものをリノベーション。

壁全体に利用者さんの絵をペイントし
建物を囲うように鉄骨を配置。
見事にアートな雰囲気に生まれ変わってる。

建物前の大きな木々が
この鉄と壁のペイントを
まわりの風景と調和させてて
とてもイイ!

木々の間を散策できる小道には、小川も。
板の橋を渡るとカフェスペース。

大学とか、図書館とか、大きな木々に囲まれてるところが多くて。
当時は気にも留めてなかったけれど
その風景は今でも心の中に焼き付いてる。

一見ムダだと思われそうなところから
文化は始まる。
水と緑のある空間、ほんと理想。

ここも最高!
ロバ、ひつじ、
そして奥に見えるのはツリーハウス!
楽しいやろなあ♪

ツリーハウスの入り口。
冬季は残念ながらクローズでした。
こちらは寮と言われてたかな?

屋久島在住のアメリカ人建築家
ウィリアム・ブラワー氏の設計。

曲線のデザイン、そして建物に続く小道も
曲線で、木々、自然と調和してる。
こんなところに住めたら気持ち良さそう!
こちらは受付のあるギャラリー棟。
これも、ウィリアム氏の設計。

「一般的に建物作るなら
直角定規当てて作る直線的な建物が
簡単と思われているけれど
曲線でも、たとえば60度の曲線の定規を
ひとつ作って、ぜんぶそれで測って作れば
同じように簡単」

というのがウィリアム氏の発想なのだと
園長の福森さんからお聞きしました。

下の写真は、今度建設予定の児童発達支援、放課後等デイサービスの建物模型。

屋上緑化?
こちらも緑溢れたステキな建物になりそう!

建築見るの好きなので、とにかくわくわく。
一緒にいった設計士さんたちはみんな芸術家肌。あっち見たりこっち見たり、すぐ裏に回ったり、ここの床下の通気口は…とか、ぜんぜん統制がとれていない団体様。笑

みんなのびのび自由で
それぞれやさしくて
こんな大人ステキやなーと思うのでした😊


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